以前に「しょーもない映画の批評はいくらでも書けるけど、よかった映画の批評はうまく文章にならない」という意味のことを書きましたが、まさにそれにあてはまる。2022年の私のベスト1です。
ファーストショットから惹き込まれます。冒頭10分間がその映画の良否を決めると私は思っています。今までに観た中でこの法則から外れていた映画は1つだけ。世界観、映像、役者などすべてが嫌味なくオシャレでスリルに満ちていて、面白く上品で知的です。特に女優陣のたくましさ、美しさは何度観てもあきないと思います。
奇をてらったストーリーでなくても(なんせほぼ実話なので)、作り方によってこんなにも素晴らしい作品になるのだというお手本のよう。
エンディングのデニーロの演技にもぶっ飛びます。ぜひ劇場でご覧ください!
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kirokuya (金曜日, 04 11月 2022 20:01)
映画の冒頭10分、所謂つかみ、大切かと思います。例えば、黒澤明さんの作品も、冒頭をとても大切にしています。
雛澪さんの冒頭10分ルールから外れた1本は何なのか、興味があります。多分わからんと思うけど‥ほなまた
雛澪 (木曜日, 10 11月 2022 01:00)
kirokuyaさん、たぶんティム・バートンの「ビッグ・フィッシュ」だったかなと
思うけど、違うかも。テキトーですみません。
kirokuya (木曜日, 10 11月 2022 04:12)
やっぱり知らない映画でした。
チャンチャン‥
雛澪 (金曜日, 11 11月 2022 01:24)
ティムの名誉のために。冒頭はよくなかったけど映画自体はすごくよかったんです。