☆彡佐藤蛾次郎さんと寅さんのこと

 源ちゃんが亡くなった。晩年は奥さまを亡くされ独り暮らしだったらしい。結婚式を挙げなかった二人のために、映画の中で奥さまに花嫁衣装を着せて特別出演させてあげたのは山田組の温かさを物語るエピソードだ。
 くるまや(とらや)の人たちがどんどんあちらへ行ってしまい、博一家は寂しい思いをしているだろうな。寅さん、御前様、おいちゃんたち、おばちゃん、タコ社長そして源ちゃん……(T_T)
 みんな私が子供の頃にすでに大人だった人たち。年々減っていくのは仕方ないとはいえ、本当に辛いです。
 源ちゃん、今頃寅さんに「おい源公、ずい分待たせたじゃねえか」なんて言われて帝釈天の境内を二人で走り回って御前様に怒られてるんでしょうか。

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コメント: 4
  • #1

    kirokuya (木曜日, 15 12月 2022 13:52)

    佐藤蛾次郎さん、たしか東映時代劇の子役でデビューされて、当時全盛の邦画、テレビドラマにチョクチョク出演されてたようですね。その後、寅さんシリーズ(全作?)であの独特の風貌と台詞まわしで、源ちゃんが当たり役となり、ものすごい存在感を発揮されてましたねぇ。
    おいちゃん、おばちゃんは代わりましたが、源ちゃんの代わりは他の誰にもできなかったでしょう。演技と地の狭間で遊ばれていたような感じでした。
    少し先輩ですが、間違いなく(大成功)された大阪の演劇人のひとりだと思います(合掌)

  • #2

    雛澪 (金曜日, 16 12月 2022 14:00)

    読売新聞の編集手帳(一面のコラム)の書き手の方が寅さんファンらしく、からめた話題がたびたび登場するのですが、中には「わかる人にしかわからない」書き方の時もあって、同じファンとしてとても楽しいんです。
     12/14はもちろん源ちゃんの話でした。さすがに「誰にもわかる」内容でしたが、蛾次郎さんが今毎年手作りのお節を山田監督に届けてきた話です(涙)
     山田監督、このお正月はお節どうするのかなあ (T_T)

  • #3

    kirokuya (土曜日, 17 12月 2022 08:07)

    わかる人にしかわからないコラムが(わかる)雛澪さんがそのコラムん読んで、悦にいってはるシーンが飛びこんできました。とても楽しいでしょうね‥

    上方さんでの三味線演奏、楽しくんでください。

  • #4

    雛澪 (日曜日, 18 12月 2022 15:57)

    ありがとうございます。昨日は尺八奏者のNさんと余興演奏もしました。
    楽しかったです♪