野木亜紀子さん脚本の「罪の声」を観た。とてもよい映画だった。
罪もない子供が親や大人の犠牲になる。そこに誤った正義感がからむとさらに
悲惨である。罪を背負わされた子供たちは良心ある人たちの助けを借りながら
それぞれの方法で落とし前をつけていく。意図した犯罪加担ではないので「償い」
という言葉は使わないでおこう。殺されてしまった望さんも、最後のシーンできちんと落とし前をつけている。罪の声だったはずの彼女の声が、このシーンでは天使の
優しい声となって。
罪に加担した母親は、自分の意思ではなく息子に責められることで、人生の終わりを前にしてようやく落とし前(償い)をつけることになった。ひとり、落とし前を
つけようともしないのは再び雲隠れした曽根達雄である。阿久津を通じて彼に
届けられた俊也の伝言は立派だった。
阿久津を演じた小栗旬さんと新聞社の上司ふたり、彼らの演技は素晴らしく、3人揃っての軽妙な掛け合いなど永遠に観てられそうだった。
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kirokuya (日曜日, 15 9月 2024 01:12)
*罪の声
観たくなります。
kirokuya:TUTAYAディスカスやってみるか!?
ブラックkirokuya:でけへんでけへん!おやっさん、また泣きをみまっせ…
kyoko:ほんまやわ、またイラチくるよし。
kirokuya:青年の志の足をひっぱるな。
kirokuya:はいはい。
雛澪 (日曜日, 15 9月 2024 09:52)
TSUTAYAディスカスはDVDが郵送で届いて期限までに郵送で送り返すだけ。
返送用封筒つきで、図書館よりも簡単です。なんか私営業の人みたいやな。
会員登録が面倒かもしれませんね。
kirokuya (日曜日, 15 9月 2024 11:28)
訂正:
kirokuya:はいはい。
↓
kyoko:はいはい。
TUSTAYAディスカス:
試してみた。パスワード?で挫折。